2023/05/25 23:19

cunningham " 


camera bag / front bag



カメラとスチールバイクには、いくつかの共通点があります。


それは眺めてお酒が飲める程の機能美、そして無限にも思える拡張性に他なりません。


ボディはフレーム、レンズはホイールに相当し、無限のループからなる底なし沼の所有欲を誘います。


それを満たすにはどれだけの財力そして何本の腕と脚が必要な事か…。煩悩は尽きません。


この美しき二つのプロダクトを繋ぐ架け橋となるのが”Cunningham”カメラバッグです。


モデル名は伝説のストリートスナップフォトグラファー、故ビル・カニンガム氏にあやかり命名しました。

彼はトレードマークであるフレンチワークのジャケットを着てNYの街を自転車で駆け回りました。





自慢のバイクに跨り、自慢のカメラを持ってライドに出かけましょう!

ペダルの脚を止め、”自転車のある風景” を存分に切り取るのです。


"cunningham"はSonyのαシリーズやSIGMA FPシリーズなど、一般的なサイズのミラーレス一眼を安全に収納することが出来ます。(コンパクトな一眼カメラであれば予備のレンズも収納できます)


*BAGの内寸は縦10cm、横20cm、縦13cm


様々な素材でフィールドテストを行った上で採用したのは耐久性と耐水性に優れたミルスペック規格のCORDURA®︎ファブリック。


*完全防水ではありません


今回は希少なカモフラージュ柄を中心にラインナップしました!

(徐々に素材バリエーションを増やします!乞うご期待)









後ろ姿もカッコいい!









ミルスペック規格のMIL-W-17337 ウェビングテープが抜群の安定感でバッグをハンドルバーに固定します。

*2024年8月〜ストラップの形状を見直しています(画像は旧ストラップです)。現在は米国Fixlock社製327バックルに変更しました。


バッグの芯に入れた低反発ウレタンフォームは衝撃吸収性に優れており、ライドにおける路面からの振動を過保護と言える程に吸収します。


また特殊樹脂の板も芯地に使用している為、荷物の多少に関わらず、バッグを美しく保ちます。


FIBERMAX64製のセイルクロスを使用した内蓋は超軽量かつ耐水性に優れます。

*2024年8月〜CORDURA®︎30D RIP STOPに変更しました。








一般的なフロントバッグの弱点は物を収納すると重みでバッグが”おじぎ”してしまう事、、、


その弱点を克服すべくタデクイは知恵を絞りました。


ステムを支点とし、対荷重125kgを誇るAtwood社製のタクティカルコードでテンションを張る事でそれは克服されました。


テンションを張ると生地には負担がかかりますので、フラップ裏には全方向に引っ張り強度の高いX-pac VX 21HSを使用しました。


また、バッグ後方にも同様のAtwood社製タクティカルコードを配しています。

*画像は仕様変更前のCORDURA®︎エラスティックコードです。


これをチューブに巻く事でバッグが上下に暴れるのを抑制します。


これらの仕様によりバッグは常にコクピット内で美しく水平を維持します。


バッグがピシッとコクピット内に美しく定まることは精神衛生上、好ましいことですよね!










カメラに埃は禁物、バッグ内部を常に清潔に保つ為、裏地を表地に縫い付けず、敢えて”ふらし”にしたのもタデクイのコダワリです!




下記の画像の通り、裏地を引っ張り出せるので、お手入れも簡単なんです。



裏地にはKIDS Clothという微起毛の非常に柔らかな素材を使用しましたので、カメラを優しく保護してくれるでしょう。






バッグ外面にあるYKK製のアクアガードファスナーは270°開閉しますので細々としたモノを案外たくさん収納する事が出来ます。


僕はバッグ側面にANKERのモバイルバッテリーを収納しています。画像のようにスマホやカメラへの通電、充電出来るので便利!


大ぶりなジッパープルはグローブをしたままでもファスナーの開閉がしやすいようにとの配慮から。


コードはリフレクターになっており夜間の視認性向上も期待できます。


バッグ前部のバックルはあまり活躍の機会は無いかもしれませんが、ウィンドブレーカーなどを美しくバインドする事が出来ます。


こちらは重いものを取り付けない方が良いと思いますが、PEAK DESIGNなど軽量で小ぶりなトライポッドを取り付けてみるのは良いかもしれません。


*上記、荷重強度の検証が出来てません(PEAK DESIGN、持ってないので、、、汗、、、欲しい)。


恐れ入りますが自己責任でお願いします。











一つ、言い忘れました…

最後は機材よりもそれを扱う人の力量がが勝るという事も一眼カメラとスチールバイクの共通点です。


より良いサイクリングライフを送る為、日々鍛錬を積みましょう。


そして落車にはくれぐれも気をつけて!


Keep the rubber side down !