2023/04/25 22:58


"bring back pack”
~packable backpack~

100kmを超えるロングライド、

それは熱心なサイクリストにとって胸躍る1日を約束するものです。

例えば漁港まで脚を伸ばし絶品の海鮮を食べに行く、、、もしくは険しい峠を数多超えて絶景を拝みに行く、、、など明確な目的があればそのライドは尚更楽しいものになるでしょう。

そしてライドから無事に帰還し家族へお土産を持ち帰る事が出来たならばそのライドは完璧なものとなります。何故ならそれは次回のロングライド(次の週末も行けたら最高ですね!)を約束するものだからです。

"bring back pack"はサイクリストの為の最良なパッカブルバックパックです。





試作〜フィールドテストを繰り返し採用した素材は”FiberMax®︎ 64”。
アメリカのChallenge Sailcloth社が製造する世界で最も軽量かつ強靭な素材のひとつです。

これはヨットレースにおいてセイル(帆)に使用される素材です。

しかもただのセイルにあらず!スピンネーカーという、”ここ一番!”の勝負どころでヨットを追い風に乗せるために使われる素材です。

完全防水ではないものの汗や不意な雨に対抗する十分な防水性能を備えています。

ちょっとしたお土産を持ち帰るには十分な容量(最大12リットル程度)がありつつもパッキングした際(縦17cm 横11cm)にはジャージのバックポケットやカーゴビブにピッタリと収まるサイズです。

何故、数ある素材の中でFIberMax64を選んだのか?

Cordura RipstopやAir Light Rip、Dyneemaのライトオンスなど軽量かつ強靭な素材は他にもあり、左記も含め試作しましたが、、、

FiberMaxはそのパリッとした素材感(特殊な硬化樹脂を充填した素材のため)が最大の魅力です。その為、保形性が高く何よりバッグを美しく見せてくれました。

美しいか?はタデクイにとって重要な要件なのです。

*使用により硬化樹脂が生地に馴染み、風合いが若干変化します(多少柔らくなります)






ストラップに使用したAtwood社製のタクティカルコードは何と対荷重125kg!!!2.4mm径の華奢な見た目とは裏腹に非常に強靭です。リフレクター繊維がコードに編み込まれている為、夜間の視認性向上を高め安全なライドを担保します。

そしてライドポジション時に最もバッグが安定するようにストラップ位置や角度が調整されています。

また荷物の多少に関わらず背中にバッグをフィットさせる為、バッグの開閉にはロールトップを採用しました。ロールトップを留めるバックルはDuraflex社製のもの。小さなバックルですが強靭です。

ITW社製のコードアジャスターによりコードは無段階に調整出来ますので体型や荷物の多少によりストラップを調整してください。ワンアクションでコードの調整が可能なよく出来たアジャスターです。

コードエンドにはHellermann Tyton社製の熱圧縮チューブを使用しました。

デザイン的なこだわりとして、バッグ背面にサイクリストのアイデンティーであるバックポケットを配しました。案外このポケットは便利なんです。






さて!

楽しいライドの帰り道はスピンネーカーの名にあやかり追い風に乗って真っ直ぐ家路につきましょう!

家族へのお土産を”bring Back(持ち帰る)”するのを忘れずに!

Keep the Rubber side down!安全なRideを!